永谷研一ブログ

永谷研一ブログ

執筆秘話(4/5)”できたことノート”の内省技術は行動を振り返る技術から生まれた!

2013年に出版した拙著「絶対に達成する技術」は2019年7月31日で絶版になります。(リニューアル出版のため) 
それを記念した執筆秘話(限定5話)を順次アップしています。

第4話:”できたことノート”の内省技術は行動を振り返る技術から生まれた!

2013年に「絶対に達成する技術」を出版し、
研修を企画開発する側のノウハウ本として
2015年に「人材育成担当者のための 絶対に行動定着させる技術」
を出版しました。

その後2016年にベストセラー
「1日5分「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート」
2017年に
「できたこと手帳」
そして2018年に
「月イチ10分できたことを振り返りなさい」
そして2019年
「親子向けできたこと手帳」
が発売されました。
まさに2016年からできたことシリーズが毎年出版されているわけです。

最近では、本屋さんの「自己肯定感」コーナーができるほど
自己肯定感をテーマにした本が増えました。
まさに自己肯定感ブームが起きているわけです。

さて、自己肯定感ブームの火付け役と言われる「できたことノート」の前に
実は、「絶対に達成する技術」の3章「行動を振り返る技術」に
できたことや自己肯定感のことが記載されていたことを知る人は
少ないでしょう。
そこをここでは説明したいと思います。

3章「行動を振り返る技術」
は目標に向かって行動計画を実践した結果
週1回その経験を振り返る技術を示しています。
最初の節では
「反省するなら猿でもできる」と題して
反省ではなく内省の重要性を語っています。

人はすぐ「できない方」を見てしまうもの、
だからこそあえて「できたこと」を見ることが
大事なのだと述べています。

そして次の節では
「学びのセンサーのスイッチをON!!」
と題して、「できたこと」に着目して自己肯定感を
上げることによって、学ぼうとするスイッチがON
になる=自分を好きになって学ぼうというやる気が
起きることを述べています。

そして次の節では
「1日一回「今日できたこと」をほめると自信が湧いてくる」
と題して、固定観念をとって素直に自分の「行動」を見つめる
大切さを説いています。
そうすることで
「行動を深く振り返る」準備が整うとしています。

このあたり、「できたことノート」から読んだ人は
「あ、これはできたことノートにも書いてあることだな」
と気づくと思います。
できなかったことを反省するより、できたことを内省すること
の大切さを「できたことノート」には述べているからです。

そしてその後に続く節では
「できたことに満足せず、果たして本当にできたと言えるのか?」
と自分に問いかけて、仕事の質を高めようとすることが大事である、
ことを説いています。
そして、自分を客観視して批判的な見方をする質問を
自分自身に投げかけることで
「仕事の結果を鵜呑みにせず本質を見出せる」
と書いてあるのです。

まさに「できたことノート」や「月イチ10分できたことを振り返りなさい」
に書いた”クリティカル・シンキング”について述べています。

そして「行動を振り返る技術」の中でも4つの要素
・詳細な事実
・原因の分析
・本音の感情
・次なる行動
について説明しているのです。まさに「できたことノート」で言うところ
の週1回の内省の技術と同じであることが気づくと思います。

このように、すでに2013年に出版した「絶対に達成する技術」
の中で
・できたことに着目すること
・自己肯定感を高めること
・固定観念をなくし素直になること    
・批判的な思考で本質を探る思考をすること
・内省の4要素
が論述されているのです。

そして「できたことノート」を出版するにあたり
「できたことを見つけるための3つのメガネ」を発案して
できたことを見つけた後に、内省するという「できたことノート」
のメソッドが完成したのです。
また、できたことノートの内省技術は、行動変容を導く思考法である
「なぜできたのか?」(Why?)
というシンプルな問いを前面に持ってきてるのも特徴です。

​​​​​​​逆に言うと、「絶対に達成する技術」を出版したときは
目的思考である”クリティカル・シンキング”が最重要と考えていて
その考え方に今も変わりはないですが実際の人材育成現場の
運用として「難易度が高かった」ことを考慮して
「でききたことノート」では
「なぜできたのか?」というシンプルな問い
(ノーマルシンキング)を先に持ってきたのですね

ちなみに「絶対に達成する技術」では”あとがき”になってしまった
”ありたい姿”はに関しては
2017年出版された「できたこと手帳」において
5週に1回の「ありたい姿発見ワークシート」が挿入されております。

また2018年出版された
「月イチ10分できたことを振り返りなさい」では堂々とコラム
”幸せの基準”として掲載されることになるのです。

そう言う意味で「絶対に達成する技術」から派生して次のメソッドが
生まれているということで、まさにこの本は生みの親的な存在だった
ことが伺えるのですね。

以上

Page Top

Contact US

製品に関するご質問、ご相談、取材の依頼など、お気軽にご相談ください。

コンタクトフォームへ
Facebook