永谷研一ブログ

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執筆秘話(2/5)「1章:目標を立てる技術」に書きそびれた大事な話

2013年に出版した拙著「絶対に達成する技術」は2019年7月31日で絶版になります。(リニューアル出版のため) それを記念した執筆秘話(限定5話)をお送ります。

2話: 「1章:目標を立てる技術」に書きそびれた大事な話

執筆当時、初校まであと二週間と迫ったある日、出版社の担当者さんから

「永谷さん、1章が2ページほど空きがでるので執筆お願いします」
と依頼が来ました。

一章は目標設定技術ですが、何を考えたかまったく目標設定とは
関係ないコンテンツを書いてしまったのでした。

それが1章の最後の節の
「ソトガク(外に学んで内に活かす)は、成果を最大化する」
です。
「多様性を身につけるために日常の組織や地域から一歩出て、
非日常に身を置くことでソトから学び取ることができる」
ということを記述しました。
お気づきかと思いますが、実はソトガクと1章のテーマである
「目標を立てる技術」とは全く関係ないんですね
本来は、書くべきだったテーマがあったのですがそのとき旬に
考えていたソトガクを取ってしまったのです。

そこでお詫びも兼ねて本当は書こうと思っていた節を
ここに書きたいと思います。

それが
「目標は2つまでに絞る」
です。

本の中にも書きましたが、データ分析すると目標達成しない人の特徴として
・目標が高すぎる
・行動計画が多すぎる
という傾向があります。
これは気負いといいまして、最初は調子いいのですが
だんだんしんどくなり最後に止めてしまうことになるのです。
まさに
「やる気満々はウソをつく」
ということになります。
書籍「絶対に達成する技術」の書き出しは以下のような言葉で始まっています

”目標達成とは根性論や気合いとは無縁の単なる「技術」です。
やる気があるかどうかも関係ありません”

実は目標を立てるときも、あれもこれもとたくさん欲張ってしまうと
頓挫することが多いのです。そこで

「目標のテーマは2つに絞り込む」

ことが大事となります。2つテーマとしては例えば
・専門性と人間性
・業務面と自己成長面
・業績関連目標と部下育成目標
など2つです。要は、
直接的に業績に関係あるKPI(Key Performance Indicator)

間接的につながっているKPI
の2つです。

直接的とは、例えば営業職であれば、
「売り上げとか面談回数」など営業活動に関係する目標になりますし
開発職であれば、
「出荷数とか製品品質」など製造活動に関係ある目標なります。
サービス職であれば、
「顧客満足度やクレーム数」などサービスに関係あることが目標
となるでしょう。

一方で間接的とは例えばスキルアップや人材育成や業務改善などが当たります。
例えば、「●●●の資格を取る」や「●●●を覚える」といった自己成長的なことや
「業務プロセスを改善して在庫率を削減する」など業務の効率を上げるための
プロセス改善が目標にあたるでしょう。

このように直接的なことと間接的なことの2つに目標のテーマを絞り込むと
より目指すものが明確になり目標が達成しやすくなるのです。

よくある失敗としては、テーマをたくさん上げすぎてしまうことがあります。
たとえば新任管理職研修の場合、研修期間が何日間にもわたり、リーダー行動、
理念浸透、CS向上、コンプライアンス、メンタルヘルス、BSC、コーチングなどなど
様々なことを学びます。
このテーマすべてに目標を設定するとなると何にに注力していいかわからず
総花的になり、結局どれも達成せず失敗することになるのです。
特に目標管理制度と連動させる場合に、このような失敗に陥りやすくなりますので
注意してください。

・目標のテーマは2つに絞り込んで集中して達成する

という考えが重要なのです。
PDCFAサイクルはサイクルなので目標を達成したらまた新しい
目標を設定すればいいだけです。
よって、どんどん小さなテーマを設定してクリアしていけばいいのです。

以上が1章「目標を立てる技術」の最後の節で本当は書こうと思っていた
目標達成する上でとっても大事なことなのです。

本を買って頂いた2万人には届きませんでしたがせめて
これを読んでくれている人にこのことを伝えることができて、
ホッとしています。(罪を償った気分です。。汗)

おまけ)
5章に「期待に応えると”自分のよさ”を再発見する」という節があり、
そこに3人のキャラクターが違う人の事例が出てきます。
「いつもチャキチャキ動く、おせっかいな人」
「アイデアマンで新しい企画ばかりに目がいく人」
「いつもゆっくり仕事をする人」
の3人ですが、実はこれ私の娘たちのキャラからとりました。
チャキチャキ=三女
アイデアマン=長女
ゆっくり=次女
3人は全く違うキャラクターを持っている子なんです。
これも誰も知らない秘話でした。(出版社の編集の人も初耳だと思います)
以上

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