永谷研一ブログ

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批判からは何も生まれない。相互理解からは新しい知恵が生まれる

2013年10月10日(木)

今日は素晴らしい富士山が見えています。清々しい朝です。
さて
昨日はある「都市」を発展・活性させるための有識者会議に出ていました。
永田町のとあるホテルの会議室。総勢30人近い有識者があつまり、どうしたらその「市」がよくなるのかを話し合っていました。

皆で意見を出し合い発展的な議論の場にしようとした最初の意図は、ある一人(Aさん)の発言でぶち壊されるのです。
まず会議の冒頭で軽く振られたAさん。突然大声で言い始めます。

「やるなら真剣にやりましょう。無駄な私語をする人は出て行ってもらいましょうよ!」
(ちなみに会が始まった後は、私語をしている人は一人もいず。始まる前の談笑のことを指しているのでしょう)

さっきまでやる気マンマンだった参加者の人たちが、会議が始まった5分で凍り付きました。
私は「あっ終った。」と感じていました。ちなみに有識者会議ですから経営者などお忙しい人たちが集まっています。
そもそも真剣でない参加者など誰もいないのです。

その後市役所の部長など3人が問題点や課題、そしてやりたい方向性を20分程度ずつ話しを聞きました。
私から見たらとても発展的ないいまとめ方をしている発表で、配布された資料もよく出来ているいい資料でした。
いい資料というのは、そのあとの議論に発展していけばいいのであって、自分が気に入るかどうかなど関係ないのです。

ところがAさん。また学びの場を壊す発言を始めたのです。

「こんな資料はダメだ。役所の○○はバカだ。・・・ 俺は○○会長だ。例えば・・・・があった。トンでもない奴らだ!」

おそらく全部正しい事なんでしょう。たくさんいい事も言っていました。「市の未来」に熱意があることもわかりました。
自分をあえて悪者にしてカンフル剤役になったのでしょう。汚れ役ができるなんて素晴らしい方です。私はAさんはすごい郷土愛のある方だなと見ていました。

でも、このAさんはわかっていないことが一つあります。
それは
「人を批判しても何も生まれない」
ということです。
批判するなら、せめて自分一人の力で問題を解決したあとに言え、ということです。
周りから見るとシラけるだけで、自分のストレス発散にしか見えてないという愚に気づいていないのです。

ここからが場活師のテーマです。このような状況ってよくあると思うのですが、場活師としたらどうしたらよいのでしょうか。
時間の制限がある中で、どう振る舞えば、場が”学び合いの場”になっていくのでしょうか。
昨日は第一回の有識者会議だったので懇親会にほぼ全員が参加しました。
ことによって一気に活性させることができました。
なんと場活師は、席を動き回りいろんな人に酌をしながら語りかけて行きます。少しずつ信頼の輪が広がるのが見えました。

次の有識者会議はもっと違う運営をすることでしょう。それによって前に行動する人が増えて行くでしょう。
これからの場の成長がとても楽しみです。

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批判からは何も生まれない。生まれるのは対立だけ。相互理解からは新しい知恵が生まれる。
価値感が違う相手を理解することを怠ってはいけない。理解とは迎合ではない。尊重だ。
価値観は視点。すなわちものの見方だ。視点が違う2人が尊重し合えば新しい視点が生まれる。それが創造だ。
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さあ上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」

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