永谷研一ブログ

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仕事にポジティブになりすぎていいじゃないか

昨日はあるご縁で出会った臨床心理学者の先生に
私の友人のアートセラピーの専門家をご紹介して
議論していました。

この2人の先生の共通点は

「職場のメンタルヘルス」

です。

現在企業では心の病気になる予備軍が増えてきています。
実際、病気になった場合は医療、治療のテーマに移りますが
その前になんとか「予防」できないかということです。
そのためには原因を突き止め早めに対処していくことが求められます。

ワーク・エンゲイジメントという言葉に代表されるように
従業員の心の健康は
「熱意」:仕事に誇りややりがいを感じている
「没頭」:仕事に夢中になり集中して取り組んでいる
「活力」:仕事に積極的に取り組んでいる
の三つが揃って充実するといいます。

要は主体的に前向きに仕事に取り組んでいるかということです。
昨日の話の中で、ある組織の人事担当者が

「ポジティブになりすぎても困る」

という言葉を発することがあると聞きました。

日本には「いいことがあると必ず悪いことがおきる」
といった考えがあります。勝って兜の緒をしめるという
のはとても大切なことでしょう。
この人事担当者「仕事はPDCAなんだからネガティブにも
目を向ける必要がある。ポジティブすぎてもダメなんだ」というのです。

この意見は一瞬もっともそうに聞こえますが、本当でしょうか。
私はこのような考えは改める必要があると思います。

私も昔、ある上場企業の経営者に人材育成用のITシステムを提案
したところ
「こんなもの使ったら、仕事が楽しくなっちゃうじゃないか」
といわれて絶句したことがあります。
その企業の担当者も心の中で「仕事、楽しくてもいいじゃん」
と思ったそうです。笑

このような会社の組織では、ある社員が新しいことをやろうと
しても「それは前例がない。問題が起きたらどうするんだ」
と上司が言い出し、いいアイデアも潰しているんでしょう。

仕事を自分で考えて面白くしてポジティブ(前向き)になること
がいけないという考えに、なぜ陥ってしまうのでしょうか

昨日お会いした臨床心理学者の先生は、

「小さい頃にあそんでいないから」

とおっしゃっていました。(1つの原因の可能性です)

子どもころ余り遊ばずに一生懸命真面目にやってきた人
は柔軟性に乏しいというのです

仕事に前向きになるということはある意味「あそび」の要素を
たくさんいれることです。
「あそび」によって自分で動かしている感覚が生まれます。
要はクリエイティブです。

ところが、おとなになってから「あそび」を覚えた人は、
「あそび方が下手でゆがんでいる」
というのです。
真面目に遊んでしまうというか。うまくあそべないのです。

それが冒頭の
「ポジティブになりすぎても困る」
という意見になるんだと思います。

楽しく仕事をしてる人がどこか許せないんでしょう。

どうでしょうか。

子どものころよくあそんで、そして今前向きに仕事に取り組んでいる方は
「このあそび」という感覚がわかるのではないでしょうか。

皆さんの仕事ぶりはあそんでいますか。

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