永谷研一ブログ

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ベトナム、タイ、カンボジア、インドネシア歴訪レポート

この2月3月はベトナム、タイ、カンボジア、インドネシアを歴訪しました。
これだけ短期間に何カ国も行くのは珍しいことなので簡単に感想をまとめます。

1)ベトナム (2/8−2/10)
 ソフトウェア会社を共同運営していた12年ー14年前以来のホーチミンでした。
 中心部は変わった感じはしませんがバイクより車が非常に増えた感じでした。
 会社があった7区は大きく様変わり。
 単なる更地だった土地はすべて家やビルで埋め尽くされています。
 見学したIT開発会社の社長に聞くと、ベトナム人のプログラマの給料は
 プログラマで5万円、リーダークラスで10万円、ブリッジSEだと20万円程度とのこと。
 13年前の倍になっています。
 国の経済成長によっての昇級もありますが思ったより上がっていない印象でした。
 定着率に苦労しているのは昔と変わらないとのこと。
 ちなみに、今、抹茶がブーム。友人のベトナム人社長はソフトウェア会社は妻に任せて、
 自分は抹茶の輸入と販売を手がける会社を興し成功していました。
 昔Netmanで働いていたベトナム人社員にも再会できて嬉しかったですね。

 今回は次世代大学教育研究会への参加に加え、2つの大学を回りC-Learningの説明をしました。
 ICT活用はまだまだこれからの印象です、がスマホの普及率にともないマーケットができてくるはずです。
 
2)カンボジア(3/6−3/8)
 初めてカンボジアに行きました。
 VISAをとるときの係官のアバウトな感じはこの国のおおらかさを現しています。
 プノンペンの町中を見ると大きなビルと古い家が混在したいかにも経済発展中の
 アジアの感じがあります。渋滞と川の汚れはインフラ投資で緩和されていくでしょう。
 工事が止まったビル建築現場がいくつかあり投機目的の経済発展の危うさも感じました。
 友人のもりぞーこと森山たつをさんのサムライカレーにいくことができ、前日日本から来た
 学生たちへのレクチャーも見学できました。さすがの「セカ就!」です。
 プノンペン商業銀行(PPCB)で普通預金と定期預金の銀行口座をたった40分で作ることができました。
 すべてUSDでつくれます。何の保険もありませんのでリスクもありますが金利7%は魅力ですね。
 しかも日本から送金すれば定期預金を増やすことができます。
 USDの置き場所として考えるのも手です。
 他国で銀行口座をこんな簡単に作れることはありえません。
 このあたりはまだまだカオスの感じがしてカンボジア好きですね。

 キリロムは、キリロム工科大学の猪塚武学長に会ってきました。
 キリロムの国立公園内の広大な敷地(山の手線沿線内1.5倍)の土地を
 カンボジア政府から借りてそこに町を作り上げています。
 いわばリアル版シムシティ-です。Vキリロムプロジェクトホームページ
 vKirirom(vキリロム)プロジェクトは自然統合型の高原リゾート&キャンパスです。
 カンボジア開発評議会(CDC)より認可された適格投資プロジェクト(QIP)です。
 リゾート開発の投資先としての見方もあります。
 現在77人の学生が数年後に3万人。現在200人のスタッフや住人が数年後に10万人になるという
 広大なスケールの試みです。
 学生の質は非常高くカンボジアの高校卒業試験の上位1%に独自のIQや数学の試験を課しています。
 学費は全額無償です。半分は日本のスポンサーが負担します。
 残りは学生自身がPBL(プロジェクトベースドラーニング)で稼ぎます。
 卒業を待たずして学費の全てを稼ぎ出す学生もいるとのことです。
 PBLのネタには事欠きません。たとえばショッピングセンターを作るという企画。
 学校から広大な土地を与えられ、そこからは設計・施工・建築すべてプロジェクトとなります。
 ちなみに、4GのWiFiを引っ張るための道具(反射板)も学生たちが作り施設したそうです。
 今、サッカー場をつくるために、芝作りの職人を連れてきて芝生作りもしています。
 すべてがPBLのネタとなるのです。なんともすごい学校です。
 ちなみに猪塚さんは世界的な起業家組織EO(Entrepreneurs’ Organization)の日本支部会長、アジアの理事を務めています。 

3)タイ (3/8−3/10)
 バンコクも17年ぶりに行きました。何が劇的に変わったか。それは交通網です。
 地下鉄とBTS(スカイトレイン)が街中を走り回っています。
 渋滞は相変わらずですが、電車によってだいぶ緩和されていると思います。 
 バイクタクシーは安いので渋滞をすり抜けるには便利です。
 町中で数キロなら40バーツ(120円)くらいです。
 食事の料金は安いところも多いですが普通のレストランだと日本と変わらない印象です。
 バンコクは大都会です。現地の人に聞くところによると、昔は日本人とわかったが
 今ではタイ人も同じようなおしゃれな格好をしているのであまり変わらないとのこと。
 日本人だからといって無条件でリスペクトされるという状況ではないようです。
 今回現地のFMラジオの生放送に出演しました。赤裸々に私のことを話しました。
 生放送は初めての体験で楽しかったです。

 また今回、人材会社の社長やカルチャーセンターの社長とのコラボが確定しました。
 5月に「絶対に達成する技術」や「できたことノート」のセミナーを開くことになりました。
 タイの人材育成マーケットはこれから創生してくると思われます。
 バンコクは今後のアジアの拠点になり得ると感じました。

4)インドネシア (3/16−3/18)
 インドネシアも初めて行きました。ジャカルタです。
 まず渋滞は大変です。空港から町中まで30分のところ2時間かかります。
 企業や大学を回ったのですがアポの時間を守るのも大変です。
 大学側もわかっていて少々遅れるのはあまり問題ではありません。

 国立インドネシア大学とラッフルズカレッジの2つの大学と1つの
 企業に訪問し、NetmanのC−Learningを紹介しました。
 アジアの学校でLMS(LearningManagementSystem)が必要か意見をもらうためです。
 学生のスマホを学習端末として利用するのでWifiなどのインフラ整備も確認しました。
 大学ではほぼ3Gから4GのWifiがあり問題ありません。授業でICTを使うのはまだこれからです。
 ただ出席管理システムはタブレットとつなげた機器による「指紋認証システム」を使うなど先端的でした。
 やはり授業でのICTの活用方法を浸透させるには、教員への教育がポイントと感じました。これは日本のマーケットと同様です。
 CLの説明時に先生方に「日本の何が好きですか?」というクイックアンケートに答えてもらうというデモを行いましたが、
 ・Japanese food and movies
 ・Japanese Comic
 という回答があり詳しく聞くと、Comicの「ドラえもん」は想定内でしたがmoviesの「東京ラブストーリー」は意外でした。
 インドネシアで鈴木保奈美が「かんじ!」と叫んでいるとは。。笑

 面談させて頂いた企業のことは凄すぎて、ここにはまだ書けませんが
 近日インドネシアに再度行き大使館や地域の学校を回ることになりそうです。

(まとめ)
アジア歴訪はとても有意義でした。単なる視察の段階からビジネスへステップが進みました。いずれの国も教育がこれから熱い!と感じます。
急に収益が上がるようにはならないと思いますが成長著しい国でのビジネスはとても夢があり楽しいものです。何より「人と人の関係」で仕事が進んでいきますので(人脈がなければ入り込めません)、新しい人との出会いがありとても楽しいです。アジアで仕事をしている人はおおらかで大胆な感じがします。しかし独特の文化がありますので重要なポイントでは繊細に動いています。なんとも生きる力強さを感じてワクワクしますね。これからのアジア展開が楽しみです。

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