永谷研一ブログ

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ジョハリの窓だけでは行動が定着しない

2013年11月27日(水)

今日の富士山はまるで水墨画のようです。美しいなあ。
さて
昨日は、ある上場企業の人事役員さんと商談していました。
オーナー企業でぐっと伸びた会社ですが創業30年に近づき踊り場を迎えており
生き残りさらに成長するためには風土改革が必要である状況の企業です。

今までの会社のいいところは残しつつ、仕事の進め方は改革しなければならない
という難易度が高い課題を抱えています。

たとえば、営業マンの例を上げると
・顧客とどのような関係を作るべきか。どのような提案をすべきか。
という問題です。

今までの物売り営業からコンサルティング営業に変革しなければなりません。

全国に拠点展開している何百人もいる営業組織をどのように変えて行くのか。
今までもやってきたが、1年か2年でへたってしまう。要は続かない。
評価制度も変えようとしているが数十年培ったものを変えるのは容易でない。

十分話しを聞いた後、私からは
「習慣を変えることですね」
と話しました。

・行動習慣・思考習慣・関係性習慣
という3つの習慣を変える。

その目的は、「目標達成の癖付けである」と。

ではどのように変えるのか。それがPDCFAサイクルの技術になるのです。

一つ気になったのがこの企業では長年
「ジョハリの窓」のメソッドを使って自己開示を社員に促している点。

このメソッド、自己開示の必要性を見事納得させられるすばらしい理論
なのですが、大問題は、行動の定着に結びつかないことです。
精神的にドキッとしても行動が続かなければ意味がないのです。

私が考案したPDCFAサイクル理論では”自己分析”という言葉を使いました。
”自己分析”なら精神論でなく技術論なので、誰も拒否をせず受け入れてくれます。

その自己分析の仕方が、「PDCFAのC(内省)」の技術となります。
一週間に一回、行動の実践について深く振り返り約300文字に書き起こします。
ただ漠然と書くのではなく、以下の4つの要素を盛り込むと良いのです。

①詳細な事実
②原因の分析
③本音の感情
④次なる行動

これを3ヶ月以上続けるのです。すると自分を客観的に見つめる能力が養われ、
自分で気づき成長する力がつきます。専門的に言うと、「メタ認知能力」です。

これからこの企業にコンサルティングさせて頂く機会が増えると思いますので
変革が楽しみであります。

さあ
上げますね。
今日も元気に「いってらっしゃーい」

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