永谷研一ブログ

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人はイライラでは動かない。「情動と行動」の自主研究会は学びがいっぱい

昨日は、「情動と行動」の自主研究会でした。ラーニングアナリティクス(学習分析)です。
私は「楽観道」というチームを作っていて2ヶ月に一回程度あつまり研究をしています。
昨日は
・情動(EQ)の専門家
・行動科学の研究者
・IT開発やデータベースの開発者
・学校の部活のコーチ兼塾経営者
と私の5人で話し合いました。
感情がどう行動に影響を及ぼすかというテーマに興味がある方々には面白い議論だったので紹介します。

1)フィードバックは受け取る方も練習が必要

フィードバックをする側の練習はよくある。私の開発したPDCFAメソッドのF(フィードバック)も
<共感+質問>という形式で行うスキルを訓練します。
ところがフィードバックをする方だけでなく受ける方もそれなりのスキルが必要というのです。
確かに、言われたことを活かせる人とそうでない人に分かれます。
その差は、受け取った時の思考習慣が関係しているというのです。
そして最後に「ありがとう」とお礼を言う事も大切。
お互いが成長する場づくりに影響を及ぼします。

2)個人の生産性と組織の生産性

個人を育成し生産性を上げさせても組織全体の生産性が上がらなかったという研究があるそうです。
個人も組織もともに生産性が上がる組織には「信頼」があるとのこと。
そこには”心理的な安全性”が影響を及ぼすそうです。
聞いてみれば当たり前のこと。何か言ったら怒られる場で正直に思った事を話すはずがありません。
周りに前向きにとらえてもらえる場所だけでしか自己開示しませんから。
また強い組織には共通言語があるとのこと。共通言語を作っていく過程がチーム作りにはとても大切ということです。

3)イライラから怒りに変わる時に人は動く

イライラという感情、モヤモヤという感情これは「不安」から来ているそうです。
人は「不安」を感じると体が硬直して動かなくなるそうです。フリーズするんですね。
「不安」は問題が見えていないときに起きる感情ですが、問題が見えるとそれが「怒り」に変わるそうです。
怒りに変わったらチャンス。周りからの働きかけによって「動く」ようになるとのこと。
逆を言えば、イライラ、モヤモヤしているときは、なぜそのような感情が起きているか原因分析することが大切だし、
周りはそのような人を見ても「あいつは動かんな」と思う前に、問題を明確にしてあげる支援をした方がいいということになります。

もっともっと研究会では話したのですが紹介はこれくらいにします。
今年の研究会のテーマは

・自己肯定感と組織のパフォーマンス
・チームに個人の感情が与える影響
・EQと幸福度
・パーソナル特性と行動変容

というテーマで研究していくことになりました。
そして次の3月の研究会では、
・感情を定義
することを始めます。
大量にある内省のデータを分析して、どのようなどのような感情の言葉が使われているか集計します。
その後、モチベーションの先行研究などと突き合わせて感情をどう整理したら適切かを研究します。

これからの「チーム楽観道」の研究が楽しみです。
「チーム楽観道」は随時メンバーを募集しています。気楽な会ですので、一回だけふら〜と遊びにきて
好き勝手しゃべって帰るのも可。参加されたい方は
次回は3月29日(水)15:30−18:00 場所は八丁堀
ですのでメッセージもらえたら幸いです。

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